浮かないスライスこそ攻守両立の万能技術です【回転は二の次】

 
週一プレーヤー
「バックハンドのスライスって浮いちゃったりコントロールが難しくて苦手です・・・。
どんな風に打てば浮かないスライスが打てるか教えてください!」

今回はこんな声にお答えします。

本記事の内容

  • スライスは切るのではなく押し運ぶ
  • スライスは手首を起こす
  • 深さはフォロースルーでコントロール
本記事の信頼性
理学療法士として6年間、都内のリハビリテーション病院にて脳卒中や整形外科のリハビリを担当してきました。
現在はテニスコーチとしても活動中。
得意分野は動作分析、皆様のお役に立てるようテニスと体の関係を探究していきます。

「スライスは振るな!切るな!」
こんな風に言われたことはありませんか?

ただ、切りすぎないように打とうとしてもボールをどうやって飛ばせばいいか分かりづらいですよね。

今回はそんなスライスに悩むあなたに向けて3つのコツをご紹介します。

 
スライスが打てればプレーの幅も広がりますよ!

スライスは切るのではなく押し運ぶ

スライスの良いイメージ

私のおすすめは「押し運ぶ」イメージ。

スライスは回転だけで飛ばすと当たりが弱くなりやすい。
そのためボールを押し運ぶように打つとボールをしっかり捕えることができ、浮きづらくなります。

横方向のガットを使う

縦のガットで打つとラケットが横向きとなるためボールの下に入りやすくなります。
そうするとボールの下からすくい上げるスイングとなるため回転もかかり過ぎます。

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ラケットは立てて打とう

ラケットが縦方向でボールを掴むことで、横方向のガットが使いやすくなります。
テイクバックは自由ですが、ボールが当たる時はラケットを立てられるよう意識してみましょう。

横方向のガットを使う打ち方はこの動画でも紹介されています。
参考にしてみてください。

スライスは手首を起こす

「バックのスライスって力がうまく入らないから苦手」
こう感じている方も多いのではないでしょうか。

バックのスライスやボレーは手の甲側へ、手首を起こして打つのがオススメです。

力が入りやすくなる

手首を起こす最大のメリットは力が入りやすくなるということ。
少し起こすだけでいいんです。

右の写真くらい手首を起こせればOK。
これだけでもボールへの力の伝わり方が変わりますよ。

解剖学的にも◎

じつは手首の角度によっても握る力は変わります。

手首を少し手の甲へ立てた方が強く握れます。
おそらく手の甲側の筋肉の方が筋肉量も多いためかと思います。

手の甲へ立てることで低いボールも打ちやすいのでお試しあれです。

ボールを引き付けて打てる

手首を起こすと打点は少し後ろとなり、より引き付けて打つことができます。
ストレートへ打ちたいときにもコントロールがしやすくなりますよ。

フォロースルーが深さを決める

力が入りやすい打点はある程度限られます。
そのため深さのはフォロースルーでコントロールしていきましょう。

深く打つなら長めに、回転少なめで

フォロースルーが短くなると回転がかかってしまい浅くなりやすい。
深くスライスを打つ時は、長めのフォロースルーがオススメ。

長めに大きく取ることで、押し運びながらスライスが打てるので深く打ちやすいですよ。

走らされた時こそゆったり長く

コートの端まで走らされた時は戻る時間も必要です。
ゆったり長いフォロースルーが深いスライス、コートまで戻れる余裕を作ってくれます。

ドロップなら短く、回転をかけまくる

ドロップのように短いボールはフォロースルーも短く取りましょう。
しかしただ短いだけだとコントロールが難しくなります。

そのためフォロースルーは短いながらも回転はしっかりかけてコントロールするのが鍵です。

上から抑え込むとより鋭く打てる【上級者向け】

少し矛盾する部分ですが、ボールへの当たり方をより鋭くすることでも深さは変わります。

鈴木貴男選手のようにボールを上から抑え込むことで鋭く深く打つことが出来ます。
上級者向けですが、ぜひトライしてみてください。

終わりに

スライスはサーブやストロークと比べて練習も少なくなりがち。
それでも試合で大切なショットに変わりはありません。

もしスライスの練習をあまりしたことがなければ、しっかり練習時間を作ってみてください。
その時間があなたのプレーの幅を広げてくれるかもですよ。

スライスの魅力を突きつめてくださいね!

本記事はここまでです。

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