コートはあるけど、練習相手が見つからない・・・。
コートもなければ、練習相手もいない・・・。
そんなお悩みに向けてこの記事をお送りします。
現在はテニスコーチとしても活動中。
テニスは一人でも上達できる

一人練習は自分と向き合えるチャンス
普段の練習では周りの人たちにも合わせた練習となりやすい。
例えばサーブの練習がみっちりしたくても、自分が打てる球数は限られてしまうなど。
これでは上達にも時間がかかります。
一人の時間こそ、自分のための練習ができる最大のチャンスです。
そこで今回は、コートがなくてもできる練習法を中心に紹介していきますね。
一人で行うおすすめ練習法

それではストローク、ボレー、サーブの順で行きましょうか。
ストローク:壁や柱で打点探し
普段のストローク、自分が一番力が入る打点で打ててますか?
力が入りいやすい打点を壁などを使って探してみましょう。
目安はへそより30cm前、肘がほんのわずか曲がるくらい。
普段打っているよりも少し前だったり、遠めだったりするかもですよ。
テイクバックなしで打ってみる
今度はその打点の位置から打ってみましょう。
フェンスに向かってで良いので、しっかりボールを押し出してみてください。
どう振りぬくかが分かれば、実際のラリーでもボールを強く押し出せるようになりますよ。
ボレー:無回転での球出し
無回転の球出しができると、ボールの当たり方や力の入りやすい打点が分かります。
ボレーに回転はあまり必要ありません。
ボールの当たり具合が調整できれば、深さのコントロールもしやすくなりますよ。
思いきり回転をかけるのもオススメ
これはドロップショットの練習にもなります。
ボールにしっかり逆回転をかけることで、弾ませないドロップショットに繋がるのです。
音がカシュッとなれば、回転がかけられている証拠ですよ!
サーブ:前後の打ち分け
サーブを極端に前後へ打つことってありますか?
真下に向かって打ってみたり、遠くへ飛ばすように打ってみるのも面白いですよ。
それぞれのメリットを解説しますね。
真下に向かって打つ
コートで練習できる方はサービスラインからサービスボックスへ打ってみてください。
真下、なるだけ近くへ打ちおろすためには、ボールの上側を打つ必要がありますよね。
ボールの上側を打つ感覚こそ、高い打点で打つために大事なポイントです。
サービスボックスめがけて打ち上げるイメージで打っている方にもおすすめの練習法です。
遠くへ飛ばす
今度は逆に遠くへ打ち上げてみましょう。
より遠くへ、より力強く飛ばすためにはどうすればいいでしょうか?
それは下半身の力を活かすこと。
しかし、ただ上にジャンプするのでは下半身の力を活かせませんよね。
そのため、前へジャンプしてスイングするのがおすすめです。
体全身を使って、遠くへ飛ばしてみましょう!
テニスは一人の練習でも上達できる

急に練習相手がいなくなったりすると、何をしていいかも困りますよね。
そんな時には自分のための練習をじっくりしてみましょう。
今まで気づけなかったポイントに気づけるかもしれませんよ。
それではまた次の記事でお会いしましょう!