【テニス】チリッチ選手のフォアハンドを分析してみた【お手本にもアリ】

 
チリッチ選手のフォアハンドについて詳しく知りたいです!

今回はこんなお悩みにお答えします。

本記事の信頼性
理学療法士として6年間、都内のリハビリテーション病院にて脳卒中や整形外科のリハビリを担当してきました。
現在はテニスコーチとしても活動中。
得意分野は動作分析、皆様のお役に立てるようテニスと体の関係を探究していきます。

チリッチ選手のキャリア

チリッチ選手は世界ランキング最高3位まで上り詰めた選手。
2014年の全米オープンでは錦織選手が決勝で当たった相手でもありますね。

特徴は198cmの身長を活かしたサーブ、そして手足の長さを活かしたストローク。

今回は体格の良さに頼りすぎない、基本に忠実なフォアハンドについて解説していきます。

 
皆さんの参考となるポイントが詰まっていますよ!

チリッチ選手のフォアハンド

ポイントは、

  • わきが開いたテイクバック
  • ラケットのしなりが利いたインパクト
  • 肩まで振りぬいたフォロースルー

この3つ。

1つずつ見ていきましょう。

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わきが開いたテイクバック

上から見たスロモーションを見てみます。

どうでしょうか?
ラケットを引く、というよりはこの時点ではラケットはほぼ引いてません。

チリッチ選手の基本姿勢はわきがやや開いています。
そのためボディターンをするだけでも、ラケットが立ったテイクバックの形が作れているのですね。

高い打点が打ちやすい

わきが開いたテイクバックはラケットも高い位置にセットしやすくなります。
高い打点でも打ちこみやすい、強打する時にもおすすめのテイクバックなのです。

ラケットのしなりが利いたインパクト

ほぼボディターンのテイクバックでしたが、インパクトの直前ではラケットはしなりながら前へ出てきています。
しなりが利くことで、ラケットの重みも活かせたインパクトにすることができているのです。

ラケットヘッドから引いてしまうと

ラケットヘッドから先に引いてしまうと、ラケットは真っ先に後ろを向きます。
こうなるとスイングでの遠心力がかかりすぎてしまい振り遅れの原因にも。

ボディターンのテイクバックだからこそラケットはぎりぎりまで後ろを向かず、ラケットのしなりが利いたインパクトとなっているのです。

肩まで振りぬいたフォロースルー

フォロースルーは肩まで高く振りぬいていますね。
テイクバックでわきが開くことでラケットは高い所を通りやすく、フォロースルーも高くなっているのだと考えられます。

フラット系のショットを打つときにも参考にしたいスイングですね。

チリッチ選手の練習風景

では最後に実際のスイングを見てみましょうか。
ボレー対ストロークの練習風景です。

お相手はジョコビッチ選手でしたね。
すぐにボールが返ってくる場合でもコンパクトなテイクバックのため、振り遅れせずに打っています。

わきが開いたボディターンのテイクバックはコンパクトでもしっかりスイングできる理想的なテイクバックなのです。

チリッチ選手の今後に期待!

今回はチリッチ選手について取り上げました。

2014年全米オープンで優勝してからもあまり大活躍とは言えませんでしたが、2022年の全仏オープンではベスト4まで進出しました。
これでチリッチ選手は四大大会全てでベスト4まで進んだBIG4にも並ぶ戦績を納めました。

今後の活躍にも期待していきましょう!

本記事はここまで。
また次の記事でお会いしましょう!

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