デルポトロ選手のフォアハンドを分析してみた

デルポトロ選手に憧れる全ての方へ向けて、この記事をお送りします。

本記事の信頼性
理学療法士として6年間、都内のリハビリテーション病院にて脳卒中や整形外科のリハビリを担当してきました。
現在はテニスコーチとしても活動中。
得意分野は動作分析、皆様のお役に立てるようテニスと体の関係を探究していきます。

デルポトロ選手のフォアハンドはとても強烈で、それはジョコビッチ選手やフェデラー選手を苦しめるほど。

そこで今回はデルポトロ選手のフォアハンドをじっくりと分析していきたいと思います。

それでは行きましょう!

デルポトロ選手のフォアハンド

イースタンに近い薄めのグリップ

デルポトロ選手はプロの中でもグリップがかなり薄いです。
グリップが薄いメリットを挙げてみると、

  • フラットが打ちやすい
  • 低い打点が打ちやすい
  • ボールに押し負けづらい

198cmと身長が高いデルポトロ選手にとって、ほとんどのボールが胸よりも低くなるはずです。
そのため低い打点が打ちやすいのは理にかなっているのです。

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肘が伸びたストレートアーム

ストレートアームとは肘が伸びたままうつスイングのこと。
実はフェデラー選手やナダル選手もこのスイングです。

ストレートアームは肩を支点に打つため、ボールに押し負けづらくなります。
グリップの薄さに加え、この打ち方が強烈なショットを可能にしているのです。

ストレートアームについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞです。

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面が横に開いたテイクバック

プロ選手の多くはテイクバックで面が下を向きますが、デルポトロ選手は横を向いたまま。
このテイクバックこそ、デルポトロ選手のフォアハンドで最も特徴的なポイントです。

面が横を向くメリット

面が横を向くことでラケットダウンが起きづらくなり、フラットが打ちやすくなります。

他の選手はより回転をかけるために面が伏せやすいですが、デルポトロ選手はよりフラットに打つことに専念したのかもしれませんね。

注意点もあり

面が横を向いたままだと、スイングの始めで手首が折れやすくなります。
両手バックハンドでもよく起きる現象ですね。

特にデルポトロ選手はインパクトで手首が伸びているので、手首の負担が大きいスイングに。
右手首のケガはこのスイングから来ていたかもしれませんね。

デルポトロ選手のフォアハンドを目指して

デルポトロ選手とBIG3との試合は見ごたえがある試合ばかりで、個人的にも好きな選手です。

あの爆速なフォアハンドは高身長の体格あってこそかもしれませんね。

今回はここまで。
それでは次の記事でお会いしましょう!

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