久々にテニスをすると次の日には筋肉痛になることも多いですよね。
しかし筋肉痛は悪いことばかりではありません。
今回は筋肉痛について解説していきましょう。
現在はテニスコーチとしても活動中。
筋肉痛は強くなるための痛み

筋肉痛は筋肉の中の繊維がこわれることで起きているとされています。
繊維がこわれることで、筋肉はより強い繊維となって生まれ変わるのです。
筋肉痛を繰り返すことで、力強い体に生まれ変われるということですね。
テニスの動きは筋肉痛になりやすい
では筋肉痛はどんな動きで起きやすいのでしょうか?
テニスは走って止まってを繰り返します。
実は筋肉痛は急に止まったり、方向転換したりするような動きで起きやすいとされています。
そのため普段あまり走っていない方がテニスをすると、筋肉痛が起きやすいということです。
ほとんどは2~3日で治る
一般的に繊維の回復には2~3日が必要とされています。
1週間など長引いている場合は病院を受診すべき。
そして筋肉痛のあいだは激しい動きは控えるべき。
しっかり筋肉を休ませないと回復が遅れてしまうかもしれませんよ。
筋肉痛への対処法

ストレッチで筋肉をほぐす
1つ目の対処法はストレッチです。
筋肉のリラクゼーションで痛みを和らげていきましょう。
ここでは代表的な下半身のストレッチを紹介します。
太もも前のストレッチ

片ひざをついて、後ろからつま先を持ち上げます。
こうすることで太もも前の筋肉がストレッチできます。
気持ち良いと感じれる強さで、20~30秒行っていきましょう。
お尻周りのストレッチ

続いてお尻周り。
片足ずつあぐらをかくような形です。
外側へ開くことでお尻周りのストレッチができます。

続いてもう一つ。
股関節とひざ、どちらも後ろへ90度曲げて、前足の方へストレッチ。
これにより先ほどとは違う、お尻周りのストレッチとなります。
最初は硬くて難しいかもですが、少しずつ慣らしていきましょう!
入浴で筋肉を温める
入浴で体を温めるとリラックスできますよね。
それは筋肉も同じです。
39~41度ほどのぬるめのお湯に、10~15分ほど浸かることで適度に筋肉が温まります。
シャワーだけよりも疲れの取れ方が違うはずです。
交代浴もオススメ
交代浴とは40~42度ほどの浴槽に10分ほど浸かり、その後冷水のシャワーを1分ほどかけるを何回か繰り返す入浴法です。
アスリートでも取り入れている人が多いのは聞いたことがありますよね。
私自身もテニス後はこの交代浴を行っています。
全身に冷水をかけるのは辛いので、手先・足先だけでも十分ですよ!
睡眠で筋肉を休める
7時間以上の睡眠。
これが筋肉を休めるために必要な睡眠時間。
睡眠不足となってしまうと疲労がたまったままとなり、筋肉痛も残りやすいです。
睡眠をしっかり取って、筋肉を休めてあげましょう!
筋肉痛は怖くない!

筋肉痛を乗り越えることで、より強いからだへ生まれ変わります。
今はつらいと思いますが、頑張って乗り越えていきましょう!