しばらく安静にしていてもまたテニスすると痛いです・・・。
どう気を付ければいいのかな?
今回はこんなお悩みにお答えします。
現在はテニスコーチとしても活動中。
手首が痛い原因とは

ずばり、手首が痛くなった原因はあなたの打ち方にあるかもしれません。
例えば、
- 打点が近くて手首が折れてしまっている
- 打点が前すぎて打ったあとに手首が下を向いてしまう
こんな場合だと手首を痛めやすいです。
どんなことに気を付ければ手首に負担をかけないのか、解説していきますね。
留意点
症状がひどければ手術適応となることもあります。
痛みが強くてもまだ受診されていない場合は、整形外科の受診をお勧めします。
手首に負担をかけない打ち方

ポイントは、
- テイクバックでラケットを立てる
- 打点は遠めに
- フォロースルーは前へ
このあたりが大事。
1つずつ解説していきます。
テイクバックでラケットを立てる

ラケットを立ててテイクバックすることで、肩を支点としたスイングとなります。
特に回転をかける場合は、手首でなく腕全体でスイングすることが大事です。
テイクバックは高めがおすすめ
テイクバックが低いと腕の力で振り上げなくてはなりません。
テイクバックが高ければ、ラケットの重みが利用できるため楽にスイングできますよ。
そのためラケットは高めに、立ててテイクバックがおすすめです。
打点は遠めに

遠めと言ってもどれくらい遠くかってイメージしづらいですよね?
目安は手首と腕が30度ほど。
これ以上折れてしまうとボールに押されすぎていまい、手首の負担に繋がってしまいますよ
わきは開いてOK

わきが狭いのも打点が近くなる原因に。
少なくともボール1個分は開くのがオススメ。
これ以上せまいと手首が折れてきやすいですよ。
フォロースルーは前へ
では最後のポイント。
手首の負担をおさえるためにはフォロースルーが前へ押し込めているどうかがカギです。


こちらはモンフィス選手のストロークですが、打った直後に面が下を向いています。
このように手首が返ってしまうと急激に手首の負担が増えてしまうのです。
ではどうしたらいいか?
ボールを引き付けて打つ
打点が前すぎると手首が返りやすくなります。
少しボールを引き付けることで、手首が返らないスイングに近づきます。
そのためボールを引き付けて、より前へ押し込むことで、肩を支点としたフォロースルーにすることができ、手首の負担が抑えられます。
これで手首の痛みともおさらば!

ラケットを支える上で手首の筋肉は欠かせません。
そのため手首の痛みは長引きやすいです。
復帰する時は素振りなどから始めて、少しずつスイングをしていきましょう。
もしこの内容を行っても痛みが落ち着かない場合は、直接話を聞かせて頂きたいです。
下記リンクからお問い合わせください。
痛みが気になってテニスが楽しめない・・・ 痛みが強くて大事な試合に向けた練習ができない・・・ テニスは体をひねる動きが多…
本記事はここまで。
また次の記事でお会いしましょう。