【理想的フォア】チチパスのフォアハンドを分析してみた

 
週一プレーヤー
「チチパス選手のフォアハンドって強烈だよね。
参考にできるポイントってありますか?」

今回はこんな声にお答えします。

チチパス選手の特徴3つ

  • コンパクトなテイクバック
  • しっかり押し出したフォロースルー
  • 安定した軸足

本記事の信頼性
理学療法士として6年間、都内のリハビリテーション病院にて脳卒中や整形外科のリハビリを担当してきました。
現在はテニスコーチとしても活動中。
得意分野は動作分析、皆様のお役に立てるようテニスと体の関係を探究していきます。

チチパス選手は2019年の全豪オープンでフェデラー選手にも勝つなど、実績を積み上げている選手。
193cmの身長から繰り出す強烈なフォアハンドが持ち味ですね。

今回はそんなチチパス選手のフォアハンドについて解説していきます。
キーワードは『軸足』です。

 
大事なポイントが詰まったフォアハンドです!

チチパス選手のフォアハンド

コンパクトなテイクバック

「テイクバックは大きい方が威力も出しやすいのでは?」
しかしテイクバックが小さいからと言って威力が出しづらいワケではありません。

チチパス選手のテイクバックは肘から引き、ほぼ胸の前で終わります。
女子選手と比べてコンパクトですね。

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コンパクトでも威力が出せるワケ

こちらはシャラポワ選手のフォアハンドです。

テイクバックが大きい人はラケットが後ろを向くほど引きがち。
そうするとラケットの遠心力が大きくなり、振り遅れやすくなります。

振り遅れれば打点が後ろとなり、威力が半減しかねないのです。
(シャラポワ選手が間違っているという訳ではありません。)

対してチチパス選手のテイクバックは胸の前で終わります。

コンパクトな分、打点も一定の場所で捕えやすい。
そのため走らされても威力十分なフォアハンドに繋がっています。

前へ押し出したフォロースルー

チチパス選手はストレートアームという、肘が伸びたインパクト。
肩を支点にしたスイングとなるため、フォロースルーが大きくなります。

前へのフォロースルーが大きくなれば、その分ボールを押し出せます。
力強いボールはフォロースルーも大事です。

ストレートアームの魅力

ストレートアームはフェデラー選手やナダル選手も取り入れているスイングです。
肘がのび、肩を支点にスイングできるため威力が出しやすいというメリットがあります。

ストレートアームについてはこちらの記事でも取り上げています。
良ければご参考ください。

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安定した軸足

チチパス選手は軸足である右足の蹴りだしがとても強いです。
時には右足が伸びあがりながらスイングすることもありますが、ジャンプではなく地面を蹴りだしているためと考えられます。

ひざはまっすぐ支えられるのがベスト

ひざが内側に倒れて踏んばると、お尻の筋肉などが働きづらくなります。
画像のようにひざがまっすぐ踏んばれることで、股関節すべての筋肉が働きやすくなります。

そのため軸足の蹴りだしをスイングにいかせて、力強いボールに繋がるということです。

終わりに

チチパス選手はコンパクトなテイクバックでも力強いボールが打てる、お手本のようなスイングです。
フォアハンドにお悩みの方へは特にオススメです。

色々な選手をマネしてみるのもいいですね。
あなただけの理想のスイングを見つけてみてください。

本記事はここまでです。

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